そう思われる保護者の方は多いかもしれません。しかし実際には、夏休みは子どもの運動能力が低下しやすい時期であることが、国内外の研究でも報告されています。
暑さや生活リズムの変化により、学校に通っている時期より運動量が減る子どもは少なくありません。
私自身、三島市・沼津市・御殿場市で小学生を指導していますが、毎年夏休み明けになると、「夏の間に体を動かし続けた子」と「ほとんど運動しなかった子」とでは、走り方や体の使い方に明らかな違いが表れることを感じています。

夏休みは子どもの運動能力が落ちやすい時期
実際に、海外の研究では、夏休み中の子どもの身体活動量は約2割(18%)減少し、中〜高強度の運動時間は半分以下まで減少したと報告されています。
さらに別の研究では、夏休み明けに実施した体力テストで、持久力などの測定結果が夏休み前より低下した子どもが多く見られました。
もちろん、すべてのお子様に当てはまるわけではありません。しかし、
- 暑くて外で遊ばない
- 家でゲームや動画を見る時間が増える
- 習い事も夏休みになる
このような生活が続くと、運動能力は「維持」ではなく、少しずつ低下してしまう可能性があります。
小学生は「動きの引き出し」を増やす黄金期
6〜12歳頃は、運動能力が最も伸びやすい時期の一つです。
この年代では、
- 走る
- 跳ぶ
- 投げる
- バランスを取る
- リズムよく動く
など、さまざまな動きを経験することで「動きの引き出し」が増えていきます。
この引き出しは、将来どんなスポーツを選んでも土台になります。
だからこそ、小学生のうちは一つの競技だけではなく、いろいろな動きを経験することが大切です。
夏休みは時間に余裕があるからこそ、この大切な経験を積める絶好の機会でもあります。

小学生に「正しいフォーム」を教え込みすぎない理由
「きれいなフォームで走らせたい。」
そう思われる保護者の方も多いでしょう。
しかし、かなた陸上クラブでは、小学生に大人のようなフォームを細かく教え込むことはしていません。
この年代で何より大切なのは、「思い切り力を出す感覚」を身につけることだからです。
- 力強く跳ぶ
- 思い切り走る
- 全身を使って遊ぶ
こうした経験は、大人になってから身につけようとしても簡単ではありません。
一方で、フォームは成長や筋力の変化に合わせて、中学生以降でも十分に磨いていくことができます。
実際、「きれいに走る大人」はたくさんいますが、「見た目だけで速く走れる大人」はほとんどいません。
だからこそ、小学生では「動きの幅」を広げることを優先しています。
「今の順位」で将来は決まりません
保護者の方によくお伝えしていることがあります。
それは、「小学生の順位に一喜一憂しなくて大丈夫です。」ということです。
小学生の足の速さは、才能だけではなく、
- 身長
- 体重
- 成長スピード
- 発育のタイミング
などの影響を大きく受けます。
そのため、小学生では目立たなかったお子様が、中学生・高校生になって大きく伸びることは決して珍しくありません。
だから私たちは、他のお子様と比べるのではなく、「以前のそのお子様自身」と比べます。
20m・50m走などを定期的に測定し、小さな成長を一緒に確認しながら、「できた!」という成功体験を積み重ねることを大切にしています。
元実業団選手として、毎年感じること
私は高校から陸上競技を始め、400mを専門に実業団まで競技を続けてきました。
現在は三島市・沼津市・御殿場市で、小学生・中学生を指導しています。
研究結果だけでなく、実際の現場でも毎年同じことを感じています。
夏の間も継続して体を動かしたお子様は、
- 地面を押す力
- リズム
- 身体の使い方
が自然と維持されています。
一方で、長期間ほとんど運動しなかったお子様は、以前できていた動きがぎこちなくなっていることも少なくありません。
だからこそ私は、「夏休みは能力を伸ばす期間」であると同時に、「能力を落とさない期間」でもあると考えています。
暑い夏でも、安全に運動できる環境を整えています
「暑いから外で遊べない。」
「熱中症が心配で、思うように運動させられない。」
夏休みになると、このようなお悩みをよく伺います。
だからこそ、かなた陸上クラブでは、暑い時期でも安心して運動量を確保できるよう、活動時間や練習環境を工夫しています。
平日の三島市・沼津市クラスは、18時からレッスンを行っています。日差しが落ち着き、気温も下がり始める時間帯のため、夏でも比較的運動しやすい環境です。
土曜日の御殿場市クラスは、午前9時30分から活動しています。御殿場は三島市や沼津市と比べて気温が低い日も多く、午前中の比較的涼しい時間帯にレッスンを行っています。
また、気温が高い日には、説明や待機時間を日陰で行う、こまめな水分補給や休憩時間を設けるなど、熱中症対策にも十分配慮しています。
暑さを理由に運動を我慢するのではなく、安全を第一に考えながら、お子様がしっかり体を動かせる環境づくりを大切にしています。

よくあるご質問
Q. 夏休みだけでも運動能力に差は出ますか?
A. はい、差は出やすいです。短期間で能力そのものが大きく落ちるわけではありませんが、約40日間も運動量が減ると、「体を思い通りに動かす感覚」が鈍りやすくなります。逆に、短時間でも継続して体を動かせば、その差は十分に防ぐことができます。
Q. 運動が苦手でも参加できますか?
A. もちろん大丈夫です。運動が得意になる第一歩は、「体を動かすことが楽しい」と感じることです。一人ひとりのペースに合わせて指導しています。
Q. 何年生から参加できますか?
A. 小学1年生からご参加いただけます。クラスや地域によって対象学年や時間が異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
Q. 無料体験はできますか?
A. はい。無料体験を随時受け付けています。動きやすい服装・運動靴・飲み物をご用意いただければご参加いただけます。保護者の方の見学も歓迎しています。
この夏を「後退しない夏」にしませんか?
夏休みは、運動能力を大きく伸ばせるチャンスでもあり、何もしなければ低下しやすい時期でもあります。
大切なのは、毎日ハードな練習をすることではありません。「楽しく体を動かす習慣」を続けることです。
夏休みは約40日あります。お子様にとって40日は、大人が感じる以上に大きな時間です。この期間に体を動かし続けるかどうかが、秋の運動会やスポーツシーズンの動きにもつながっていきます。
かなた陸上クラブでは、三島市・沼津市では夕方18時から、御殿場市では比較的涼しい午前中にレッスンを行い、暑さに配慮しながらも運動量をしっかり確保できる環境を整えています。
現在は、三島市・沼津市・御殿場市をはじめ、裾野市・長泉町・清水町・小山町など、静岡東部のさまざまな地域からお子様にお通いいただいています。
この夏を「後退しない夏」にする第一歩として、ぜひ無料体験にお越しください。
無料体験のお申し込みはこちら
https://app.kanata-ac.com/trial
この記事を書いた人
片山 雄斗(かなた陸上クラブ 代表コーチ)
高校から陸上競技を始め、400mを専門に実業団まで競技を続ける。高校時代にはインターハイへ出場し、引退する年まで自己ベストを更新し続けた。現在は三島市・沼津市・御殿場市で小学生・中学生を指導。小学生には、勝ち負けより「いろんな動きの引き出しを増やすこと」と「今の順位に一喜一憂しない長い目での成長」を大切にしている。